スピンオフLの映画を2回目鑑賞してきましたー。
今日が映画の日だと気がついてどうせなら違う映画を観ようか・・・とも考えたのですが(前売券持ってるので)、やっぱり一番観たい映画がコレだったので、素直に鑑賞してきました。

1回目は試写会で観ました。そのときの感想はコチラ。
その1その2(ネタバレ)/追加メモ(ネタバレ)

同じ映画を劇場で2回も観るなんて97年のエヴァ以来です。(ちなみにヱヴァンゲリヲン新劇場版は未鑑賞。。。)ていうか普段はアニメも漫画もぜんぜん興味ない人なんですけど、やっぱり根本的にはオタクみたいです私。

で2回目鑑賞の感想・・・すごく面白かったです。
いやなんというかほんと松山ケンイチ氏はスバラシイですね。

1回目で既に衝撃は受けてるのでその分気楽に楽しめたんだと思います。
というかこの作品で松山ケンイチ氏の演じるLも見納めなのかなあと思ったら、なんかちょっと感慨深くて、Lのひとつひとつの言葉とか行動に釘付けになって観てしまいました。
* * *



ストーリーの安っぽさもナンチャンはじめ脇役のヘンな演技もちょいグロい演出も雑な脚本も気にならないほど、Lに集中して観ました。
原作デスノートの世界観とか、原作Lと比べたら「ん?」となるのでその辺もちょっと考えずに無視してみました。
Lの最期の事件はキラ事件であって欲しかったとか、新しい人たちと出会って、しかもこんなショボイ事件でLの人生観変わるのは納得いかんとか、原作ファンとしてのモヤモヤも押さえつけました。
そしたらですね、「ああ〜すごくいい映画だなあ」と思えるから不思議です。
もともと私Lはすごく好きなキャラなんですが、ああもうこれ以上L好きになれないよ。。。てくらいLが好きなことを再確認してしまいました。ていうか架空の人物で今までこれほど好きになったキャラがいるんだろうか。
デスノートではニアが一番好きかなあと思ってたんですが、Lはちょっと別格な気がしてきました。
でも映画観た直後だし、今だけかもしれませんが。

細かい突っ込みは既にいろんな人がしてるし、評価低い人、なんじゃこの脚本!!とか、おのれ監督め!!っていう人の感想ももっともだと思うし、はじめて観たときは私もちょっとモニョったんですが、でもほんとに素直に面白かった。


子どもに観てほしいと監督が語っていましたが、多分子どもにも分かりやすいシンプルなお話とテーマで、コレはこれでいいのかなと思いました。ただ子どもに見せるにはちと流血&グロが多い気もしますが。。。
最初観たときも面白かったけど、あまりにも安っぽい展開と魅力のない悪役で「コレがLの最後の事件ですか・・・」となんだかなあとも感じたんですが、でも多分重要なのはLの変化で、事件のスゴさは関係ないというか。どっちみち月以上の敵は期待できないし。
そうなんです、基本はLとワタリの映画なんですよね、コレ。

最初に観たときも思ったんですが、オープニング映像がすごくカッコよかったです。映画タイトル「L change the WorLd」で「L」と「W」がクローズアップ。
デスノート本編の映像が流れて、月の映像が「K」の文字に変化します。

後半あたりからはLのいろんな台詞がもうなんかせつなくて。
別に特別な言葉はなくて、人として当たり前の台詞を言うんです。

「どんな人間も、生きていればやり直すチャンスが残ります。
それを奪う権利など、私にもあなたにもありません」

コレをあと二日で死ぬLに言わせますか。。。

BOYに「大切な人のそばにいられるように」と「NEAR」と名づけるL。
「どんな天才でもひとりでは世界を変えられない」と告げて去っていって。

そしてあと一日で死ぬLが最後に呟く台詞。
「ワタリ、この世界でもう少し生きてみたくなりました」

(ノД`)・゜・。

なんでLは死んでしまうんだろう。
死を目前にして、どうしてLはこんなに前向きに行動できるんだろう。
こんなことばかり考えてました。
すごくベタな展開と台詞なのに、なんだかかなり切なくなりましたよ。(あほ)

インタビューなどで松山ケンイチさんがさんざん言ってることなんですが
「最終的にLは希望を持って死ぬことができたと思うんです」
松山ケンイチさんは演技が上手いのか?私には分かりませんが、Lを演じたのが彼でよかったなあと思いました。ほんとにすごく素敵に演じてたと思います。そしてLというキャラを大事にしてますよね。

天才から普通の人間になってしまったL。
不満は語りだせばすごく多いけど、今の不満はもう少しLの天才としてのすごさを描いて欲しかったというところかな。
知識だけじゃないLの能力を表現しようと思ったら、やっぱりそれなりの頭脳戦は必要だったんじゃないかと今でも思う。でもまあしょうがないのかな。

人間らしいLの言葉と行動は賛否あると思うけど、でも私はコレはコレでいい描き方だなあと思いました。私は映画のLも大好きです。

多分映画は原作のLとは別人です。
大場つぐみならこんなLは書かないと思う。
原作の主人公二人の死は、読者を奈落の底に突き落とすドSっぷりでしたし。私はそんな容赦ない展開でも、最後までLを世界一の名探偵として描いた原作はやっぱり大好きなんですが。

原作のLは死ぬ直前に真相に気がついて、最後にどう思ったのかは読者の想像にゆだねられたけど、映画では世界に希望を持って、精一杯生きて、笑顔で死ねた。自分自身を救うことができた。
そう考えれば、スピンオフ「L」の映画として、原作では描かれなかったLの違う一面がみられる素敵な映画なのかもしれないとも思います。
ただやっぱり「もっといい映画になる要素はいくらでもあるのに・・・」と惜しむ気持ちももちろん残りますが。

パンフレット買いました。映画のパンフ買うのもひさしぶり。。。「L」と「W」のクリアファイル入りです。中身は公式サイトとかなり被ってますが、写真とかトリビアとかなんかよかった。
あと知らなかったんですが、小畑画伯のイラストも一頁ついててちょっと得した気分です。

ていうか私かなりイタイ感想書いてますね。大丈夫か、コレ。
数日経ったら多分戻ると思います。



















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